公益社団法人 石川勤労者医療協会 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画

石川勤労者医療協会は、多様な人材が経験を活かしながら長く活躍することが今後の成長にとって大切であると考え、次の通り行動計画を策定します。

1.計画期間

令和3年4月1日 ~ 令和6年3月31日までの3年間

2.現状分析

・残業時間(所定外労働時間)の状況は、2019年度は男女とも一月平均9時間20分程度で同等であったが、生産性の向上と残業の削減を目的として業務効率化をすすめ、2020年度は男性7時間50分、女性8時間30分まで改善してきている。さらなる効率化の推進と男女間の差の解消が課題である。
・直近に実施した幹部養成講座の受講者に占める女性労働者の割合は66%であった。
・育児休業取得は女性が100%であるのに対して男性の取得は年間数名であり、実態把握と制度の周知が必要である。
・2019年度採用者(中途含む)に占める女性比率は78%であり、常勤・パートともに同等である。在籍者の女性比率は76%であり、医師や運転手で低くなっている。

3.内容

目標1:社員一人あたりの所定外労働時間を10%削減し、月平均所定外労働時間を男女とも7時間未満とする。

<実施時期と取り組み内容>
・令和3年4月~ 部署ごとの残業時間を毎月集計し、理由の調査、対策とその実行状況を集約する。まとめたものを全部署で共有する。
・令和3年5月 前年度取り組みのまとめを行い、社員に報告を行う。
・令和3年6月~ 業務効率化のモデル部署を定め、集中的に取り組みを行う。
・以降、1年ごとにサイクルを繰り返す。

目標2:幹部養成講座の受講者に占める女性労働者の割合を75%以上とする。

<実施時期と取り組み内容>
・令和3年5月~ 女性部下をもつ管理職は、面接も踏まえた上で当該社員の育成計画を策定し、人事部へ提案する。
・令和3年12月~ 人事委員会の議題として昇格の状況を分析し、次年度人事計画に反映させる。
・令和4年12月~ 中期的な幹部育成計画を策定する。

目標3:男性社員の育児休業取得率を対象者の7%以上とする。

<実施時期と取り組み内容>
・令和3年10月~ 育児休業等に関する制度を周知する。
・令和4年4月~ 男性社員の配偶者が妊娠、出産した際の届出制度を策定する。
・令和5年5月~ 男性社員の仕事と育児の両立に関する意見交換会を年 1 回程度開催する。