おいしく塩分の控えめにチャレンジ!

皆さんは普段から塩分の摂り方について気を付けていることはありますか。高血圧と塩分の摂り方の工夫について一緒に考えてみましょう。

塩分を摂り過ぎると、高血圧を引き起こすといわれています。まず皆さんが一日に摂ってもよいといわれる塩分量をご存じですか。日本高血圧学会では高血圧の予防のための成人の塩分摂取量を一日6g未満と推奨しています。実はWHO(世界保健機構)が掲げている一日の塩分量の目標値は5gといわれており、世界の基準と比べると日本人は塩分量摂取量が多いことが考えられます。さらに高血圧が悪化すると全身の血管が痛み、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病など命にかかわる病気につながりますので、普段から塩分の摂り方に気を付けることが大切です。

北陸のような寒い地域では、昔は冬を乗り切るために保存のきく食品を多く取る傾向があります。その例として漬物や干物がありますが、たくさんの塩分が含まれています。例えばたくわん2切れで塩分が1.5g入っているといわれており、塩気のある食品の量には注意しましょう。

お料理する際には調味料の選び方を工夫することで、塩分を控えめにすることができます。塩や醤油、味噌には減塩タイプのものが最近では売られていますので、活用することもお勧めです。また汁物や煮物をつくるときは、昆布やかつおだし、野菜を具だくさんにすることで調味料を抑えることができ塩分控えめになります。ぜひ普段の生活の中でおいしく塩分控えめにするコツを見つけてみましょう!

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