睡眠時無呼吸症候群について
<このような症状がある人は要注意!>
下の1~8の状況において、それぞれ0~3点の点数を付けてください。
合計点数が10点以上の場合は、医療機関への相談や受診をお勧めいたします。
点数
0点 … 決して眠くならない
1点 … まれに眠くなる
2点 … 1点と3点の症状の中間
3点 … 眠くなることが多い
状況
1. 座って読書をしているとき
2. テレビを観ているとき
3. 公の場所で座って何もしないとき(例:会議・劇場など)
4. 1時間続けて車に乗せてもらっているとき
5. 状況が許せば、午後横になって休息するとき
6. 座って誰かと話しをしているとき
7. 昼食後(お酒は飲まずに)、静かに座っているとき
8. 車中、交通渋滞で2~3分止まっているとき
睡眠ポリグラフィー検査
睡眠時無呼吸症候群の原因や重症度を調べたり、治療方法などを決定するためには検査が必要です。 睡眠ポリグラフィー検査は、睡眠の状態を全体的に調べる検査です。痛みは全くありません。
東雲診療所では、外来で問診や簡単な検査をした後、日程をご相談し、睡眠ポリグラフィー検査を受けていただきます。
治療方法
適切な治療を行うと日中の眠気や倦怠感などの症状がなくなるだけでなく、高血圧・心疾患・脳卒中などの合併症を予防したり、改善することができます。軽症の方は、生活習慣の改善により症状が軽減することもありますが、中症~重症の方はCPAP療法が第一選択となります。
CPAP(シーパップ)療法
ご自宅で就寝の際に鼻マスクを装着して、鼻から気道に空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす治療法です。